10年以上使えるプログラムを製作するには

「せっかく作ったプログラムなので長く使いたい」というのは、誰もが考えることでしょう。

プログラムの製作を外注すると決して安くない金額が必要になります。弊社の場合は比較的リーズナブルなご提案もさせていただきますが、ごく簡単なものでなければ数十万円~数百万円ぐらいはかかってしまいます。

だからこそ長く使えるものしたいでしょうし、我々としても長く大切に使っていただきたいという願いがあります。

しかし、願いは願いとして、実際に10年、20年と使い続けられるものにするには、それを支えるだけの根拠が必要になります。

まず第一に、製作会社がずっと健在であることが挙げられます。以前に製作を依頼したプログラムを少し改良したいと思って製作会社に問い合わせようとすると、すでに廃業していたということは少なくありません。

安いからというだけで安易に個人のプログラマーに依頼した場合など、普通にこのような事態に陥ります。決してレアなケースではないのです。

第二に、長期間のメンテナンスに耐えられるしっかりした設計になっていること、そして設計方針が一貫していることが重要です。

最初はよくても、機能の拡張や仕様変更を繰り返していると、どんどん不安定になってしまうような設計では、とても長期間の使用には耐えられません。

また、たびたび業者変更を行うなど、そのプログラムに関わったプログラマーが増えれば増えるほど、設計の一貫性が失われ、場当たり的な対応が増えていきます。

第三に、長期間にわたって安定的に使用し続けられる技術を用いていることが重要です。

プログラムの製作に用いるプログラミング言語やフレームワーク(プログラムの枠組みのようなものです)、あるいは開発ツールには、流行り廃りがあります。最初に製作したときの流行であっても、それが10年後、20年後も使えるかどうかを吟味する必要があります。

とくに国際標準のないプログラミング言語、国際標準があっても公然と無視されているようなプログラミング言語は、長期間安定して使うためのよりどころがありません。そうした言語は、安易に機能拡張や破壊的変更が行われ、開発ツールをバージョンアップするたびに、(プログラムの仕様自体は何も変わっていなくても)手直しが必要になったりします。

これらを考慮したプログラムの製作を行うには、相応の経験と技術力が必要になります。コストもある程度上がる可能性がありますので、そのあたりはトレードオフになってくるでしょう。

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